ついにヒトカラデビューしました
とあるカラオケ店に到着しました。まず、第一の難関が受付。ここで先客が大勢だったり待っている人がいたらちょっと恥ずかしいような…いや、でも行くしかない。
気合いを入れて入店すると、ちょうど会計をしている30代くらいの女性が!(よかったぁ、この人もひとりだったんだ…)
安堵とともに見ず知らずの方に勇気をもらえた気がしました。去っていく彼女の後ろ姿にも、どこか凛とした気品が(感じられたような?)。グッジョブ三十路女性!と心の中で讃えながら、彼女の意思を継いで私も歌わせていただきますよ。無事受付も済んでいざお部屋へ。いやっほうッ!
意気込んで部屋に入ったはいいが、とうとうひとりで来てしまった…という思いが頂点に。やっぱり予想通り。なんだか寂しいんです。いつもの大勢でのカラオケなら、「メニュー何頼む?」「誰が先に歌う?」だのワイワイと何かしらの会話があるはず。しかし、部屋には延々と爆音で流れ続けるCMのみ。いや、負けちゃいけない。何か曲を入れようとした時、コンコンッ とノック音。Σ(`Д´ノ;)ノ?! 無駄にビビる私。
ワンドリンク制だったので受付で頼んでおいたマンゴージュースが到着。これが第二の難関・店員の登場。今回は歌う前に来てくれたからセーフだったけど、ひとりで熱唱している最中に店員さんが注文を運んできた状況を想像したら恥ずかしくて爆発しそうです。
ただでさえ、さっきの店員のお兄さんは部屋にポツンといるヒトカラー(私)を目の当たりにしてどう思ったんだろうと悶々と考えてしまうのに。痛い女だと色眼鏡で私を見ていたんだろうか…仕事中に「ヒトカラ女なうw」とかツイートしてたりして…全く悪いことをしている訳でもないのに自虐的なことばかりが頭をよぎる。なんだこの不思議な罪悪感は…。
la la la la la la~♪覚えたばかりなのに意外と歌えるぞK-POP!一部、ハングルの歌詞で何言ってるか分かんないけどかわいい!やだ!なにこの感じ!うれしい!たのしい!大好き!さっきまでのモヤモヤした気持ちなんて、歌ってしまえばすぐ忘れてしまいました。
なんといってもフリーダム。順番待ちの退屈さもなければ、気分が乗らなければ即刻演奏中止してもノークレーム。普段なら立って歌ったりしない私が、踊りながらPerfumeを歌ってしまえるぐらい自由な空間です。ただ調子に乗って、立て続けに予約すると休む暇がなくなるのでご注意を。疲れるけどワンマンステージは楽しい!ジャイアンの気持ちが今なら理解できそうです。
泣ける歌をしっぽりと熱唱すると、気持ちが入り過ぎて泣きそうになったり。ミラクルひかるっぽく中島美嘉のモノマネしてみたり。あっという間の2時間でしたが、本気で楽しんじゃいました♪最初抱いていた不安も何のその。これでは月イチくらいで通ってしまいそうです。…そして、お会計して驚愕の事実が発覚。
なんとこのお店、平日1時間10円だとか!!!