モレスキン「伝説のノート」活用術
今回、血迷っている。どのくらい血迷っているかと言うと、いわゆる「HOW TO」ものを借りてくるくらいだ。普段の私の状態がヘモグロビン濃度10.0g/dlの慢性貧血であることを考えると、今月は恐らく12.0g/dl程度の数値を示していたに違いない。
「モレスキン」である。ここで日本人らしく一部を漢字変換し、よからぬ妄想を抱いてしまった青少年においては、心の中でブルース・チャトウィンに頭を下げておいていただきたい。もしくは敬礼。
うちには何故かモレスキンが3冊ある。私が普段買ってでも使うのはRHODIAの方眼(安いから…とかいう揶揄は認めない)なので、これは頂きもの2冊と、洋服を買ったらおまけでついてきた1冊である。
さてさて、このモレスキンが中々の曲者であった。ハードカバーは表紙が固すぎてちっとも手に馴染まない。かといってソフトカバーはフンニャリしすぎて書く際に非常に頼りない。中間はないのか?中間は!「私がいつまでたってもモレスキン使いになれないのはやはり腕のせいなんだわ。精進しなくちゃ」なんて殊勝な事は一切考えないが、もらったものは使ってあげなくちゃもったいないじゃないの、と思っていたら見つけたのがこのDVDだ。
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ズバリ『モレスキン 「伝説のノート」活用術』。コレ、観るしかないじゃない?裏面にはこう書いてある。モレスキンの魅力/カスタマイズして自分だけの一冊を作る/徹底活用術/見返しやすいノートの作り方/ユビキタスキャプチャー/人生を書き込む(←笑)/相性の良い文具・デジタルツール。もう本気よ、この人たち本気!ちょっと観てくる。あ、ここまで書いててまだ観ていないの、ばれちゃいましたねー(棒。待ってて!すぐ帰ってくるから。
…ただいま。ごめん、モレスキン。私が間違ってた。愉しそうじゃないの!スタンプとか付箋とか文房具を使いだしてしまうと、エラく私好みになってしまう!基本的にはマメでメモがちゃんととれる優秀な人向けだとは思うのだが、真逆な私も何とか使えそうなくらいにナンデモアリな内容であった(涙)。
学者さんやきれいなお姉さんが自分たちの拘りを教えてくれる、そんなDVD。記録が残るという事を重要視する方々向け。コクヨも大好きだがモレスキンもちゃんと使うよ、今度から…(心の中でヘミングウェイに頭下げとくわ)。
モレスキン「伝説のノート」活用術(DVD)
出演者:堀正岳
出版元:ダイヤモンド社
上野賀永子/面白いことには食いつきたいフリーランスのライター。今、一番友だちになりたい人は『Banana Popp』のペドロ。