「書を捨てよ、街へ出よう!」富山は中央通りの名物フリマイベントがもうすぐはじまるぞ!

フリーマーケットの魅力といえば、「目で見て、安く、掘り出しものを」となるのだろうが、やはり一番の醍醐味はその街の雰囲気を味わい、様々な人たちと交流すること。そこで今回は「越中騒動」に出かけてみた。(B-FUN)




これ、中央通りです。


越中騒動_04@中央通り_2011.03

この写真は今年3月27日に開催されたときのもの。筆者も当フリマにブラりと立ち寄ったのだが、老若男女を問わず、いつもは哀愁を漂わせる中央通りも(自虐)、このときばかりは人で溢れ返っていた。あわせてライブイベントも各所で催されていたので、耳と目の両方で楽しめる一大イベントだったと記憶している。



越中騒動_05@中央通り_2011.06

そしてまた、街を飾ったタルチョの存在も印象深かった。震災直後のイベントだっただけに、なんというかこう「みんなでなんとかしなくては」という雰囲気が自然と漂っていて、設置された募金箱にも「お願いします!」なんて黄色いTシャツ&黄色い声で呼びかけなくとも、自然とお金は集まっていたように思う。



越中騒動_06@Shoobee Doobee

さて、このイベントを主催しているのが中央通りの古着店「Shoobee doobee」店長・清水勇一朗氏なのであるが、なぜイベントをやろうと思ったのか、そのきっかけを聞いてみた。

(以下・清水氏)「2009年にケニアへ行ったんです。目的は手荷物として服を20kgほど持っていって、孤児たちにプレゼントすることだったんですが、しばらく居るうちに自分ではずっと世話することができない、どうすることもできないと悟ってしまったんですね。そんなときに、だったら僕は"自分の好きな街を自分たちの手で楽しくするしかない"と。そんな気持ちを理解してくれる仲間とはじめたのが最初ですね」

そんな「越中騒動」が、来週7月2日(土)に第四弾として開催される。昼12時から夜9時までの大規模フリーマーケット。同日には総曲輪グランドプラザにて「タナバタ☆ビアフェスタ☆トヤマ」も開催されているので、富山の街はビールを片手にフリマでのんびり買いものを…といった人たちで溢れかえっているのではないだろうか。むろん、筆者も含めてであることは言うまでもない。
※問い合わせは「shoobee doobee」076-492-3634 まで


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