富山のど真ん中から失礼します。短編映画だらけのレイトショー「富山短編映画祭」の監督に突撃インタビュー。

コアな映画ファン必見。昨年末に好評を博した「富山短編映画祭」が、富山の夜に再び参上!というわけで、実行委員兼監督のおふた方に、プチインタビューをして参りました。(B-FUN)





富山短編映画祭 ANNEX!2012春


TOYAMA_TANPEN_EIGASAI@MAGNET

昨年12月にフォルツァ総曲輪にて開催された「富山短編映画祭」。その第二弾が、早くも帰ってくる。3月16日、17日の二日間、夜23時からのレイトショーとして、渡邊世紀監督の「VEIN -静脈-」をはじめとした、計5作品を上映。当日は渡邊世紀監督の舞台挨拶や、他監督を交えたトークショーも行われる模様だ。

そこで今回は「富山短編映画祭 ANNEX!2012春」の実行委員であり、当日上映される作品の監督でもある、麿(魚津在住)、島倉和幸(入善出身)の両氏に、少しだけ話を聞いてみた。

まずは、今回の映画祭について。

麿氏「今回、このイベントをやることになったきっかけは、実行委員のひとりが"渡邊世紀監督の『VEIN -静脈-』を富山で上映したい"と声にしたところから。前回の短編映画祭が終わって、すぐのことでした。元々、インディーズ映画や短編映画文化の啓蒙、富山の地域活性化を目的として始まったこのイベントですが、今回は深夜23時からのレイトショー。富山の夜が少しでも盛り上がればと思っています」

島倉氏「80年代や90年代は富山にも歩けないくらい怖い場所があった。怖いおとなたちにビビりながら遊んでみたり、刺激があって楽しかった。時代背景は変わっても、街に魅力があれば、夜遊びをしに街に出る人も増えるはずです」

それぞれの作品(てるてるブルース・小麦粉、上白糖、卵)についても少しだけ。

麿氏「田舎の風景がすごく好きなんです。バス停の近くをテクテク歩く、そんな情景を映画の中に入れたかった。ただ、それだけでは面白くないので、色々とアクセントを…。見終わったあとに、なんとなく得したような気持ちになってもらえればと思います」

島倉氏「まず、オール富山というのが大前提。そして、製作はローバジェット。今回はiPhoneを使いました。作品を通して、興味のある人が"自分でも出来るんだ"と思ってくれればいいですね。内容は、富山の人が感じる心の機微。そこに触れられればと思っています」




「富山の夜を楽しくしたい!」。そんな思いがひしひしと伝わってくる今回の「富山短編映画祭」。福井出身の森川監督、魚津在住の麿監督、入善出身の島倉監督の参加で、北陸色が一段と強くなっているのが、また興味を引くところである。そんな、富山の映画ファン必見のイベントは、3月16日、17日の二日間。ぜひ、ご来場あれ。

【詳しい情報はコチラから】
富山短編映画祭 Facebook
http://www.facebook.com/TymIndieCinema
「VEIN-静脈-」 予告編 第1弾
http://www.youtube.com/watch?v=s-ZEK0BxO1A
木下優樹菜主演『ゆっきーな』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=7LdAGX6nb5o
福井青春物語2005予告編
http://www.youtube.com/watch?v=GwZeWHsH1N0
てるてるブルース予告編
http://www.youtube.com/watch?v=J_h8JUjuS_g
「小麦粉、上白糖、卵」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=je5PQqx4CgQ

なお、上映後に行われるトークショーには、我々ヤチャ班も突撃予定。各作品の裏側、富山の夜を熱くするには?など。深夜だから許される質問を、監督さんたちにバシバシぶつけていこうと思っています。ぜひご来場ください!



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